A-4S-1 / TA-4S-1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 23:33 UTC 版)
「A-4 (航空機)」の記事における「A-4S-1 / TA-4S-1」の解説
1980年、シンガポールはさらに86機のA-4(A-4B 16機、A-4C 70機)を購入し、これらの機体のうち、A-4Cに新たに近代化改修を行いA-4S-1として導入する事を決定した。A-4S-1に行われた改修は、基本的にA-4Sと同様であるが、機関砲はA-4の標準装備であるMk.12 20mm機関砲のままとされ、ドップラー航法装置の搭載も見送られた。 1983年には、1980年に購入したA-4Bのフレームを利用して、8機のTA-4S-1が製造された。 A/TA-4S-1は、既存のA/TA-4Sと区別するために、900番台の機体番号が与えられた。後には機首と尾部にレーダー警戒受信機が装備されたほか、機体後部左右にチャフ/フレア ディスペンサーも装備された A/TA-4S-1は、A/TA-4Sと共に飛行訓練学校との第142飛行隊、第143飛行隊に配備されたほか、1984年に新たにテンガ空軍基地で編成された第145飛行隊(英語版)にも配備された。
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