9『ド・マリニーの掛け時計』
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「タイタス・クロウの事件簿」の記事における「9『ド・マリニーの掛け時計』」の解説
ド・マリニーのかけどけい、原題:英: De Marigny's Clock。1969年5月から6月にかけて執筆され、1971年に発表された。先行短編集『黒の召喚者』でも『デ・マリニイの掛け時計』の邦題で収録されている。 東雅夫は「ラムレイの神話作品のメイン・キャラクターであるタイタス・クロウ物語の一編。『銀の鍵の門を越えて』に登場したド・マリニー所有の時計にまつわる後日譚」と解説している。このアイテムは長編のタイタス・クロウサーガで真価を発揮することになる。 ラムレイ自身は、邦訳版用に提供した序文にて、ラヴクラフトの『怪老人』を名編と評し、さらに本作品との類似を挙げた上で、執筆当時は全く気付いていなかったが無意識に影響された可能性を言及している。
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