805-808 扁平上皮性新生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 23:12 UTC 版)
「組織型」の記事における「805-808 扁平上皮性新生物」の解説
8070/3 扁平上皮癌 重層扁平上皮(英語版)を構成する有棘細胞を起源とするが、他の型の上皮から重層扁平上皮に化生した細胞から生じることも少なくない。皮膚や頭頸部(鼻腔、副鼻腔、咽頭、喉頭)、食道に発生する上皮性悪性腫瘍の多くは扁平上皮癌であり、特に頭頸部と食道では喫煙と飲酒が、その発生に深くかかわっている。肺癌では約40%を占める。また、子宮頸部癌の90%以上が扁平上皮癌であるが、子宮癌検診の普及によって、腫瘍が浸潤せずに上皮内にとどまる「異形成」や「上皮内癌」で発見される患者が増加しており、そのような例では適切な治療により完治が望める。ヒトパピローマウィルスが発癌の原因となることが明らかにされており、性交感染症(STD; sexually transmitted disease)としての側面を有している。
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