602形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 22:50 UTC 版)
「西ドイツ国鉄VT11.5型気動車」の記事における「602形」の解説
インターシティで160 km/h での運転を実施する際、601型では性能上、編成を7両(中間車5両)以下にする必要があったため、1971年から1973年にかけて601型のエンジンを出力1617 kW (2200 PS )のKHD製ガスタービンエンジンに換装した動力車である。吸気口や排気口の形状が変更されたほか、燃料タンクも増設されている。601 003・007・010・012の4両が改造され、602 001 - 004に改番された。 一端に602型を連結し、もう一端に602型との総括制御改造を施した601を連結することで7 - 10両編成での160 km/h 運転が可能となったほか、両端に602型を連結することで200 km/h 運転も可能とされた。ただし200 km/h での営業運転は実施されなかった。 故障が多かったことや燃料消費量が大きかったことからインターシティ運用の消滅した1979年に廃車となっている。
※この「602形」の解説は、「西ドイツ国鉄VT11.5型気動車」の解説の一部です。
「602形」を含む「西ドイツ国鉄VT11.5型気動車」の記事については、「西ドイツ国鉄VT11.5型気動車」の概要を参照ください。
- 602形のページへのリンク