6代目 CBR1000RR-R (SC82)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 14:11 UTC 版)
「ホンダ・CBR1000RR」の記事における「6代目 CBR1000RR-R (SC82)」の解説
2019年11月5日、イタリア・ミラノで開催された「EICMA2019」の中でフルモデルチェンジが発表された。車名も「CBR1000RR-R」となり、Rが一つ増やされている。読みは「シービーアール1000アールアールアール」。 開発者によれば、従来本シリーズがワインディングをターゲットとしてきたのに対し、本車はサーキットを主なターゲットとしている。エンジンのボア・ストロークをロードレース世界選手権(MotoGP)用マシンであるホンダ・RC213Vと同一としたほか、その他の部品についてもかなりの部分をRC213Vと同一サイズとしているが、これはMotoGPのノウハウをそのまま本車に取り込めるようにするため。その結果、かつてのMotoGP用マシンである「RC211Vよりもパワーが出ている」という。また可変バルブ機構については「今回は出力とエミッションを両立できたので採用していない」が、今後必要になることを想定し「いつでも出せるように準備はしてある」。空力面では加速時のウィリーを抑え込むために新たにウィングレットを採用し、先代に比べ「フル加速時では0.6秒速い」という。
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