4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV1065
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 23:36 UTC 版)
「チェンバロ協奏曲 (バッハ)」の記事における「4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV1065」の解説
バッハのチェンバロ協奏曲では唯一のチェンバロ4台用の曲で、原曲はヴィヴァルディの「4つのヴァイオリンとチェロ、弦楽合奏と通奏低音のための協奏曲」(ヴァイオリン協奏曲集『調和の霊感』作品3の第10番)である。 作曲地:ライプツィヒ、作曲年代:1731年、演奏時間:約10分。 第1楽章 (アレグロ)イ短調、4分の4拍子 速度記号は指定されていないが、「急」の指定がある。同音反復型のきびきびとした主題による。リトルネッロ形式をとる。 第2楽章 ラルゴ ニ短調、4分の3拍子 3部分からなり、中間部ではアルベッジョが終始奏される。 第3楽章 アレグロ イ短調、8分の6拍子 拍節感をもつトゥッティ主題の合間を縫いながら、ソロが縦横無尽に駆け巡る。
※この「4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV1065」の解説は、「チェンバロ協奏曲 (バッハ)」の解説の一部です。
「4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV1065」を含む「チェンバロ協奏曲 (バッハ)」の記事については、「チェンバロ協奏曲 (バッハ)」の概要を参照ください。
- 4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV1065のページへのリンク