3.7cm連装高射砲搭載パンター戦車(ケーリアン)(Flakpanzer Coelian)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:08 UTC 版)
「V号戦車パンター」の記事における「3.7cm連装高射砲搭載パンター戦車(ケーリアン)(Flakpanzer Coelian)」の解説
試作のみの対空戦車型で、パンターのシャーシの上に3.7 cm Flak 43高射機関砲を連装で搭載した密閉型砲塔を持つ予定だった。実物大モックアップが作られ、計画は1945年1月の時点まである程度進んでいたものの、陸軍兵器局試験部第6課から「車体サイズに比べ火力が貧弱」との指摘があり、この砲塔を拡大したような形で連装5.5cm高射機関砲を備えた車両に計画が移行した。「Coelian」とは、ラテン語の「coeli」(「天」という意味)に、接尾辞である「~an」(「~人」「~の性質を持つ者」「~に属する者」「~の住人」「~を信奉する人々」といった意味)が付いたものである。
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