2020年 マスターズ3勝目 ATPファイナルズ初優勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:49 UTC 版)
「ダニール・メドベージェフ」の記事における「2020年 マスターズ3勝目 ATPファイナルズ初優勝」の解説
ATPカップではロシア代表のエースとして出場。グループステージでイタリアのファビオ・フォニーニ、アメリカのジョン・イズナー、ノルウェーのキャスパー・ルードらを破り、ベスト8入り。準々決勝のアルゼンチン戦でディエゴ・シュワルツマンを下すなど単複ともに奮闘を見せ、チームはベスト4入りした。準決勝ではセルビアのノバク・ジョコビッチに敗れた。 全豪オープンでは第4シードとして出場して2年連続の4回戦進出。4回戦では第15シードのスタン・ワウリンカに2-6, 6-2, 6-4, 6-7(2), 2-6のフルセットで敗れた。オープン13では準々決勝でジル・シモンに敗れた。その後は新型コロナウイルス感染症の世界的流行によりツアーが中断された。 ツアー再開後のウエスタン・アンド・サザン・オープンでは準々決勝でロベルト・バウティスタ・アグートに敗れた。全米オープンには第3シードとして出場して無失セットでベスト4入りする昨年度準優勝者の威厳を見せる。準決勝では第2シードのドミニク・ティエムに2-6, 6-7(7), 6-7(5)のストレートで敗れた。 ドイツ国際オープンではウゴ・アンベールに初戦敗退。第4シードで迎えた全仏オープンでは4年連続で1回戦敗退。その後のサンクトペテルブルク・オープンでは2回戦でライリー・オペルカに敗退。エルステ・バンク・オープンでは準々決勝でケビン・アンダーソンに敗退。しかしパリ・マスターズでは決勝でアレクサンダー・ズベレフに5-7, 6-4, 6-1で逆転勝利。同大会初優勝を果たすとともに、マスターズ10003勝目を挙げた。 ATPファイナルズは3戦全勝でラウンドロビンを突破し、準決勝ではラファエル・ナダルを破る。決勝ではドミニク・ティエムに第1セットを4-6で先取されるも、第2セットをタイブレークの末取り、最終セットも勢いに乗った状態で勝ち取り最終戦初優勝を果たした。年間最終ランキングは4位。
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