2018年九合一選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 14:39 UTC 版)
2018年中華民国統一地方選挙に伴う台北市長選挙では現職の柯文哲を支援した前回と異なり民進党は現職立法委員だった姚文智(中国語版)を対立候補として擁立した。現職市議として市議選の三選目に挑んでいた嘉瑜は外部からは柯に友好的な存在とみられていた。 8月9日、姚は嘉瑜に離党するよう求めたが、逆に嘉瑜は2014年の林佳龍などの例を挙げ、結束を高めるためにもむしろ姚が立法委員を辞職してから立候補すべきと反論した。 8月13日に二人は行き違いがあったとして報道陣の前で和解を演出したが、11月11日の決起集会では「(高雄市長→総統府秘書長の)陳菊が演説するときには出席しているのに、(台北市長候補である)姚の演説時にはいない者がいる」として暗に嘉瑜の辞職を求める支持者もおり、これに対して姚は「(それが誰であるとか名指しで)いう必要はない」とした。嘉瑜は姚のスピーチ中に背後で白目を剥いて上の空だった姿をテレビカメラに撮られたが、報道陣には「眼球運動をしていただけ」、「(党内で)憎しみ合うのをやめて団結しよう」と回答したが、それを姚に揶揄されると後日「姚に罵られ自分も母も傷心し、物陰で泣いてしまった」と市井で訴えた。続投を狙う柯はこの件について問われると嘉瑜を庇い、民進党内の結束の乱れを皮肉るコメントを残している。
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