2013年の交戦
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「モロ民族解放戦線」の記事における「2013年の交戦」の解説
詳細は「en:Bangsamoro declaration of independence」および「en:Zamboanga City crisis」を参照 2013年9月9日、モロ民族解放戦線のミスアリ派部隊がミンダナオ島南部の商業都市サンボアンガ市内の海岸部から侵入。沿岸部の集落を占拠し、住民を楯にしてフィリピン軍と対峙した。この襲撃には、和平を主導するモロ・イスラム解放戦線に対する反発が背景にあるとされる。一連の戦闘は、同年9月中にほぼ終了。政府軍によると、サンボアンガ住民の1割、約10万人が避難する中で行われ、同年9月末までの死者数はMNLF側183人以上、政府側(国軍、警察官)34人以上。このほかMNLF側は300人前後の拘束者を出しており、武装組織として大きな打撃を受けた。元指導者のヌル・ミスアリは、停戦交渉の仲介をするとしてサンボアンガに赴いたまま行方不明となっている。
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