2009年の流行(パンデミック2009H1N1)
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「H1N1亜型」の記事における「2009年の流行(パンデミック2009H1N1)」の解説
詳細は「2009年新型インフルエンザの世界的流行」を参照 2009年の春頃から2010年3月にかけて米国から世界中でH1N1亜型による新型インフルエンザが流行(パンデミック2009H1N1/H1N1pdm09)した。豚の間で流行っていた豚インフルエンザのウイルスがヒトに感染するようになったことに起因するとされる。メキシコで流行した後に全世界へ拡大しており、2009年6月12日には世界保健機関 (WHO) が世界的流行病(パンデミック)と宣言し、警戒水準もフェーズ6に引き上げられた。当初のメキシコにおける流行では感染死亡率の高さから注目されたが、その後の分析によって季節性インフルエンザ並みかそれ以下の致死率 (0.045%)とされている。今回の流行により、2010年1月までに全世界で1万4千人以上の死者を出している(ECDC – 2010年1月18日)。
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