2005年の労働協約の内容
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「2004年から2005年のNHLロックアウト」の記事における「2005年の労働協約の内容」の解説
2005年7月22日に労使双方が批准を終えた新たな労働協約では、ロックアウトの原因となった例外規定無しのサラリーキャップ制度が導入され、選手会側が大幅に譲歩したものとなった。合意内容の大枠は以下の通り。 全選手の年俸は現在の年俸より24%減額される。 年俸総額はリーグ全体の収入の54%以下に設定される。 チーム毎にサラリーキャップ制が導入される。2005-2006年シーズンの1チームあたりの最高は3900万ドル(42億9000万円)になる。 どの選手もチームの年俸総額の20%以上の年俸を得ることは出来ない。 新人選手の年俸の最高額は、85万ドル(9350万円)である。新人選手は入団7年後にフリーエージェント(FA)の権利が取得できる。 収益の高いトップ10のチームは、下位の15チームに対して予算配分を行う。 選手は2006年(トリノオリンピック)と2010年(バンクーバーオリンピック)の冬季オリンピックへの参加が認められる。 選手のFA権取得可能年齢は2005-06年シーズンは31歳であるが、2007-2008年シーズン終了後に27歳に引き下げられる。
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