2次増備車より
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:47 UTC 版)
「首都圏新都市鉄道TX-2000系電車」の記事における「2次増備車より」の解説
2次増備車では省エネルギー化のため、室内灯を蛍光管式からLED照明に変更した 。LED照明を採用することで消費電力は蛍光灯よりも約23%削減されている。座席については座り心地を改善するために座席構造を根本的に見直している。ロングシート、クロスシートともに座席フレームの構造を改良することで座席詰め物を厚くさせた他、バケット形状が変更されており、座席座り心地の大幅な改善が図られている。 冬期の車内環境を改善するため、ロングシート車では約20%(1基あたりの容量は750W→960Wまたは750Wに)、クロスシート車では約10%(1基あたりの容量は400W→750Wまたは450Wに)暖房容量の増加が図られている。同時に取り付け位置を若干下げたことにより、床面付近の足元温度を約3℃向上させ、車内輻射熱の増加が図られている。 視覚障害者への配慮として従来からのドア開閉チャイムに加えてドア開案内チャイムを付加し、駅停車中に5秒間隔でチャイムを鳴動させている。つり革はロングシート一般席部のつり革のつり位置を50mm下げ、床面高さ1,600mmに統一した。また、車内換気量増加のため、各車の車端部優先席部と車椅子スペース部の側窓を200mm開閉できるように改良した。
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