2の冪の剰余
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/16 13:58 UTC 版)
「マスク (情報工学)」の記事における「2の冪の剰余」の解説
剰余を求める計算はビット演算より一般的に低速である。法が2の冪(2^n)のときは、単純に 2^n - 1 でビットマスクをとるだけでよい。例: 13 MOD 4 = 1 (13 を 4 で割った余りは 1 に等しい)1101 AND 0011 = 0001 (ビットマスクによる剰余) 実用上の例では、ハッシュテーブルのためのハッシュ関数が挙げられる。ハッシュ関数には大きな定義域の関数がよく使われるが、ハッシュ値からハッシュテーブルのインデックスを得るには、合同式の操作を行って配列のサイズに収まるようにする必要がある。配列のサイズを2の冪にしておけば、この剰余演算を高速化できる。
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