1963年中華書局影印本
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「事林広記」の記事における「1963年中華書局影印本」の解説
1963年に中華書局から元の至順年間(1330年 - 1333年)建安椿荘書院刻本が影印された。中国の学術界ではしばしばこの本が引用される。この影印本は日中戦争前に故宮博物院蔵本を商務印書館が撮影した本を底本として印刷発行したもので、現代中国の有名な学者である胡道静による前言を附している。この前言の中では陳元靚の伝記とその著作・事林広記の内容・版本などについて明晰な分析を行っており、事林広記研究の上で権威ある著作となっている。 なお、この至順本は現在は台湾の故宮博物院にある。
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