1897年 - 1917年 本格的金本位制確立
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日清戦争で得た賠償等の金3800万£余を準備金として1897年に本格的な金本位制を確立することとし、西南戦争の戦費調達のために発行した紙幣を回収し、また、国内の銀貨の流通も停止した。この時、貨幣法(明治30年法律第16号)を施行し、その中で平価を金0.75g=1円に改め、新貨条例施行時に発行した金貨(1,2,5,10,20円金貨)は、それぞれ2,4,10,20,40円と価値を倍にして通用させた。その後20年間は100円=49.875ドル(平価)で安定した。
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