14時間目「ハヴォナ HAVONA」(2007)
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「クラング (シュトックハウゼン)」の記事における「14時間目「ハヴォナ HAVONA」(2007)」の解説
「クラング」の14時間目から21時間目の8つの作品は、「宇宙の脈動」の派生作品である。「宇宙の脈動」の24層の電子音を低い順に3層ずつ抜粋したものに、それと近い音域の声、または楽器のソロが加わる。奇妙なタイトルは『ウランティアの書』に登場する惑星や銀河の名から採られた。 「ハヴォナ」は「宇宙の脈動」の最も低い音域である第24、23、22層の抜粋にバスの独唱が加わる作品。14、15時間目、及び18、19時間目の諸作品はいくつかのセクションに分かれており、セクションの変わり目付近で電子音楽が複数回振動する。演奏時間は約24分10秒。 『ウランティアの書』によると、ハヴォナは宇宙の中心にある神聖にして完全な天体であり、その中心部には神の住まう楽園(Paradies)があるという。
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