14のカノン(BWV 1087)
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「ゴルトベルク変奏曲」の記事における「14のカノン(BWV 1087)」の解説
1974年にストラスブールで発見されたバッハの私蔵本には、修正の書き込みとともに、余白の頁には新たにVerschiedene Canones über die ersten acht Fundamental-Noten vorheriger Arie(前のアリアの最初の8音の低音主題に基づく種々のカノン)としてアリアの低音主題冒頭の8音に基づく14曲のカノンが追加されている。14はバッハの名前を象徴する数字である(BACH = 2 + 1 + 3 + 8 = 14)。バッハは1747年6月にミッツラー主催の音楽学術交流協会に第14番めの会員として入会し、入会にあたってバッハは第13番のカノンの改訂稿(BWV 1076)を提出した。エリアス・ゴットロープ・ハウスマン(de:Elias Gottlob Haußmann)によるバッハの肖像画でバッハが手にする楽譜がそれである。
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