1-11:窖に通じる階段
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「エイボンの書 クトゥルフ神話カルトブック」の記事における「1-11:窖に通じる階段」の解説
『窖に通じる階段』(あなにつうじるかいだん、原題:英: The Stairs in the Crypt)。作者はリン・カーター。『Fantastic』1976年8月号に掲載された。 タイトルは、先行クトゥルフ神話で言及された作中作に由来している。同時に、窖に通じる階段=あらゆる墓に開いている秘密の出入口とは、ラヴクラフトとE・ホフマン・プライスの合作『銀の鍵の門を越えて』内の一節からとられている。 ヘンリー・カットナーが『セイレムの恐怖』にて創造した邪神ニョグタを導入し、新たに食屍鬼の支配者という属性を付与している。 アンデッドは食べたものを消化できるのかというジョークが、物語の軸となっている。RMプライスは、「『エイボンの書』の中で最も突飛でユーモアに満ちた物語」「怪物のマンガ的な性格によって、恐ろしいものではなくなっている」と評する
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