1台の筐体に複数の基板を接続するもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/19 00:35 UTC 版)
「2in1筐体」の記事における「1台の筐体に複数の基板を接続するもの」の解説
80年代後期、一部の店舗において、2枚の基板を接続し、電気的に切り替える装置が使用された。これが現存している2in1筐体の始まりであるといえる。主に、「最新機種ではないが、比較的人気のある、遊べるゲーム」をこのような形態で運用することがある。現在でもレトロゲームを運用する際によく用いられ、シリーズ作品を同一筐体で運用することが見られる(例として、首領蜂+怒首領蜂など)。中には筐体を改造して5in1を作り上げたゲームセンターも存在する。変わり種としては、セガの大画面筐体であるメガロ50シリーズの一部機種にも同様の機能が搭載され、複数のゲームを運用することができる。 また、風営法が84年に大きく改正され、ゲームセンターが法規制の枠内に入った。その際、「店舗面積の1割未満、あるいは1台」は規制の対象外とされたため、喫茶店(ゲーム喫茶)などの小規模店舗用に、「1台のゲーム機で複数人(多くは2人)が別のゲームを遊べるようにした」筐体が開発された。これらは、任天堂VSシステム用筐体やバーサスシティ(セガ)を改造し、1台で2人が遊べるようにしたものと合わせ、広義の2in1筐体であるといえる。
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