エッチ‐アイ‐ディー‐エス【HIDS】
HIDS
分子式: | C8H7NNa4O9 |
その他の名称: | 3-Hydroxy-(2,2'-iminobissuccinic acid)tetrasodium salt、3-ヒドロキシ-2,2'-イミノジコハク酸四ナトリウム、3-Hydroxy-[2,2'-iminobis(succinic acid)tetrasodium] salt、テトラナトリウム=3-ヒドロキシ-2,2'-イミノジスクシナート、2-[[1,2-Bis(sodiooxycarbonyl)ethyl]amino]-3-hydroxysuccinic acid disodium salt、HIDS |
体系名: | 3-ヒドロキシ-(2,2'-イミノビスこはく酸)テトラナトリウム、3-ヒドロキシ-[2,2'-イミノビス(こはく酸)テトラナトリウム]、2-[[1,2-ビス(ソジオオキシカルボニル)エチル]アミノ]-3-ヒドロキシこはく酸ジナトリウム |
HiDS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/07 18:11 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動HiDS(Honda intelligent Driversupport System〈ホンダ・インテリジェントドライバーサポートシステム〉)は、本田技研工業が開発したドライバーを支援する装置の総称である。
目次
概要
1997年、車線検知(CCDカメラ)と前方車両検知(レーザーレーダー)を組み合わせ、通常走行領域での運転者の認知判断ミスを補い、運転負荷を低減する運転支援システムとして、本田技研工業によって開発、発表された技術である[1]。
2000年、ASV(先進安全研究車)研究の一環として運輸省(現・国土交通省)大臣認定を業界で初めて取得。公道テストを開始し、商品化開発を展開すると発表した[2]。
2002年、7代目アコードと同時販売されたシリーズ車の4代目アコードワゴンから製品技術として市場投入された[3]。同車種からの車線維持支援システム用のカメラセンサーにはC-MOSカメラが、前方車両検知システムにはミリ波レーダーが採用されている[3]。
システム構成
HiDSは基本的に以下の装備から構成されている。
車種によっては、LKASを省きIHCCのみが装着されている車種もある。IHCCには一部を除きCMBS(追突軽減ブレーキ)が付加機能として設定されている。 なお、現在 HiDSの名称は使用されておらず、IHCCも名称がACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)に変更されている。
後継技術
2015年から販売開始された5代目レジェンド以降からは、HiDSによって培われた単眼カメラとミリ波レーダーを用いる検知技術にCMBSを組み合わせて、性能、機能的に進化した先進安全自動車技術として、Honda SENSINGに名称変更された[4]。
搭載車種
HiDSが標準/オプション装備されている車種
IHCCが標準/オプション装備されている車種
HiDSが標準/オプション装備されていた車種
- インスパイア(4代目)
- アコードワゴン
IHCCがオプション装備されていた車種
脚注
- ^ 本田技研工業公式HP | 企業ニュース 1997年9月19日 運転支援システム HIDS(ホンダ・インテリジェント・ドライバー・サポートシステム)を開発
- ^ 本田技研工業公式HP | 企業ニュース 2000年3月21日ホンダ運転負荷軽減システム「HIDS(ホンダ・インテリジェント・ドライバー・サポートシステム)」運輸大臣認定を取得、商品化に向けた公道テストを実施
- ^ a b 本田技研工業 公式HP プレスインフォメーション(FACT BOOK) 製品情報 ACCORD/ACCORD WAGON 2002.10 | P26 先進高機能装備
- ^ 本田技研工業 公式HP ニュースリリース 2014年10月24日 | 先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を発表 〜年内発売の新型「LEGEND(レジェンド)」より搭載〜
関連項目
外部リンク
- HIDSのページへのリンク