80年代~90年代(日本製シャーベル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/20 01:00 UTC 版)
「シャーベル」の記事における「80年代~90年代(日本製シャーベル)」の解説
1978年にシャーベルはグローヴァー・ジャクソンへと売り渡され米国にてシャーベル社を設立。米国製シャーベルギターの製造・販売と並行して、86年以降からは日本においても共和商会/中信楽器製造による生産が開始され、ジャクソンの兄弟ブランドとして展開される。この86年から91年までの日本製シャーベルはネックプレートに「Ft. Worth, TX」と当時のアメリカのオフィス所在地が刻印され、アメリカ製であるかのような印象を与えるが、実際には全て日本製である。また、共和商会は91年から平行してジャクソンブランドでの楽器も生産を開始。95年に共和商会が事業より撤退し中信楽器販売が引き継いだ頃には国内に流通するシャーベルブランドは低価格モデルのみとなり、ジャクソンの廉価ブランドのような扱いとなる。こうした低価格モデルの生産は中信楽器が製造を打ち切るまで続いた。
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