5つの柱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/16 13:52 UTC 版)
近衛基煕は本書の序文において、本書は以下の要素からなるとしている。 『河海抄』、『花鳥余情』および三条西実隆以来の伝統的な三条西家の学説。これらの学説は主として岷江入楚によって引かれる。 近衛基煕が「浅黄表紙ノ本」と呼んだ中院通茂の講釈の近衛信尋による聞書。 近衛基煕自身が後西天皇と後水尾天皇から直接受けた教え。この両者の教えを引く中でこの両者の師にあたる烏丸光廣の説も多く引かれる。 本文の読み方。諸抄(それまでのさまざまな注釈書)で違いがあるため。 近衛基煕の自説。「愚説」・「愚注」として記される。
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