龍窯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/06 03:38 UTC 版)
龍窯[1](りゅうよう[要出典]、りゅうがま[1]。龙窑、英: Dragon kiln)は、主として中国の青磁をはじめとした陶磁器生産に用いられた、斜面を利用した単室の窯である。いわゆる広義の登り窯のひとつの形態といえる。現在は、韓国、タイ、ベトナムなどでも見られる。
注釈
- ^ 蛇窯(へびがま)は朝鮮での名称と説明される[1]ことがある。
- ^ 呉城遺跡では、龍窯のほかに別の窯が8基確認されている。鄭州市の二里岡上層から殷末期~西周初期までの三期に区分されて土器が焼成されている[要出典]。
- ^ 中国語では青瓷、すなわち青い釉薬をかけた器と呼ぶ。青磁の最も原始的なものは印紋硬陶に施釉した「釉陶」と呼ばれるものであったが、やがて素地を給水率0.5%以下の磁器(原始磁)を発明することができた。6号窯では、12%を超える磁器生産を行っていた殷末期に相当する[要出典]。
- ^ 窯業用語で瀬戸・美濃地方では「サマ」と呼ばれ、肥前国では「温座の巣」と呼ばれる窯の内部を隔てる壁を支える分焔柱の間の孔のことをいう。火力を調整して効率よく均等に伝えたりする役割を果たす[要出典]。
出典
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