黄妃(こうひ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/23 08:45 UTC 版)
亜国の本来の正妃。亜姫の母。黄の国出身。幼い頃より佳人(美人)と名高かった。13歳で青蓋と出会い、15歳で亜国に嫁ぐ。亜国に嫁ぐ前、青蓋と共に駆け落ちをする計画を立てるが、結局待ち合わせの場所には行かずそれを拒否した。その後亜国正妃となった自分に従属してきた青蓋に自分のせいで噂を立つのを恐れ、黄国に帰す(亜姫によると、この行為は青徹に対する「愛してる」の言葉であった)。後、わずかな期待を持って布に書いた模様(待ち合わせの場所に暇つぶしで青蓋が描いたもの)に青蓋が気づき、再会を果たす。そのまま青蓋と亜宮からの脱出を図るが、青逸により阻止、傷だらけの青蓋を見て、自分が妃として役目を果たすことを引き替えに青蓋の不問を命じた。その後青蓋と会うことなく、亜姫の聡明さを危険因子とみた土妃の毒入りスープを自ら飲み死去。
※この「黄妃(こうひ)」の解説は、「女王の花」の解説の一部です。
「黄妃(こうひ)」を含む「女王の花」の記事については、「女王の花」の概要を参照ください。
- >> 「黄妃」を含む用語の索引
- 黄妃のページへのリンク