黄奎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 14:03 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動黄 奎(こう けい)は、中国の通俗歴史小説『三国志演義』に登場する架空の人物。字は宗文[1](そうぶん)。
董卓暗殺の謀議参加者の一人であり、李傕の乱の際に殺害された黄琬の子として登場する。官職は黄門侍郎。
馬騰が曹操の元へ訪れたときに行軍参謀として馬騰の所へ行く。そのときに馬騰に曹操討伐を示し合わせる。しかし、それを知った使用人の苗沢の企みによって、黄奎が自分の妾である李春香に全ての計画を話し、それを苗沢が曹操に告発する。苗沢は、李春香の間男[2]で、彼女を妻に娶る目的があるために、黄奎を抹殺しようと目論んだ。
苗沢の密告で黄奎と馬騰の密計を知った曹操は、彼らの一族を処刑。告発した苗沢は、褒美に李春香と結婚させるように嘆願するが、曹操はそれを聞き容れず「こやつは主人を裏切り女に走った、憎悪すべき奸物である!」と述べて、苗沢を彼の一族とともに処刑した。
脚注
黄奎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 21:42 UTC 版)
「三国志 (横山光輝の漫画)」の記事における「黄奎」の解説
後漢の官僚。馬騰が曹操のもとへやってきた時、彼とともに曹操の暗殺を計画する。しかしその計画を妾である李春香に話してしまい、李春香と愛人関係にあった義弟(妻の弟)の苗沢によって密告され、馬騰ら親子とともに処刑される。なお、密告した苗沢も曹操から裏切り者の烙印を押され、その場で斬られた。
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