鹿野司とは? わかりやすく解説

鹿野司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/26 13:20 UTC 版)

しかの つかさ

鹿野 司
生誕 1959年1月27日
愛知県名古屋市[1]
死没 (2022-10-17) 2022年10月17日(63歳没)[2]
職業 サイエンスライターSF評論家
著名な実績 星雲賞
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鹿野 司(しかの つかさ、1959年1月27日[3] - 2022年10月17日[2])は、日本サイエンスライターSF評論家

宇宙作家クラブ会員。かつて日本SF作家クラブ会員であったが[4]、2023年4月現在は、会員名簿の「物故会員」には名前がない。

人物

名古屋市生まれ[5]日本大学文理学部応用物理学科卒業[6]

学生時代からSFファン活動を開始し、大宮信光らの「SFファン科学勉強会」などに参加。『ログイン』『S-Fマガジン』等にサイエンスコラムを寄稿。

また、映画『ガメラ2 レギオン襲来』やアニメ『科学救助隊テクノボイジャー』『宇宙戦艦ヤマト2199』のSF考証なども手掛ける[7][8]

著書『サはサイエンスのサ』で2011年星雲賞ノンフィクション部門を受賞[9]。「考証ブラザーズの科学とSFトーク」を堺三保、白土晴一との3名で行っていた(鹿野の死去後は2名で継続)。

2023年、第43回日本SF大賞功績賞を受賞[10]

漫画家「とり・みき」と親しく、彼のマンガのキャラクターとして登場している。

著作

単著

共著

共著(SFフ科会名義)

  • 答えられないあなたのための科学読本(別冊宝島) JICC出版局 1980年
  • 科学数字いっぱいの本 (遊びのサイエンス) SFフ科会 , グループMOSSら 明日香出版社 1984年
  • サイエンス・スクランブル―最新科学情報120 新潮文庫 1985年7月
  • サイエンス・スクランブル2 こころとからだの科学 新潮文庫 1986年6月
  • サイエンス・スクランブル〈3〉むかしを知る科学 (新潮文庫) 1987年6月
  • サイエンス・スクランブル〈4〉世紀末電脳科学(サイバーサイエンス) 新潮文庫 1988年8月

脚注

出典

  1. ^ 鹿野司 - The Huffington Post
  2. ^ a b 【訃報】鹿野司さん逝去のお知らせ”. Hayakawa Online. 早川書房 (2022年10月20日). 2022年10月20日閲覧。
  3. ^ 日外アソシエーツ 編『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年4月19日、276頁。ISBN 978-4-8169-3004-1 
  4. ^ 日本SF作家クラブ編『SF入門』(早川書房、2001年)巻末名簿
  5. ^ 「科学数学いっぱいの本」(明日香出版社)著者紹介
  6. ^ 『科学数字いっぱいの本 : 遊びのサイエンス』(明日香出版社)著者紹介
  7. ^ 大村正樹のサイエンスキッズ 「SF考証」(1) - 文化放送(2010年11月27日
  8. ^ TVアニメ「科学救助隊テクノボイジャー」、32年越しでDVD-BOX化! 6本の未放送話やパイロットフィルム復元版も収録”. アキバ総研. アニメニュース. 株式会社カカクコム (2014年4月17日). 2022年10月20日閲覧。
  9. ^ 星雲賞リスト - 日本SFファングループ
  10. ^ 第43回日本SF大賞・受賞作決定! - SFWJ:日本SF大賞”. 日本SF作家クラブ (2023年2月19日). 2023年2月19日閲覧。

外部リンク


鹿野司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 16:25 UTC 版)

愛のさかあがり」の記事における「鹿野司」の解説

とり・みき友人であるサイエンスライターターミネーター似ているのでタミさんと呼ばれる日本SF大会同行したほか、金縛りについての解説行った

※この「鹿野司」の解説は、「愛のさかあがり」の解説の一部です。
「鹿野司」を含む「愛のさかあがり」の記事については、「愛のさかあがり」の概要を参照ください。

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