魔法使いと技術点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 15:17 UTC 版)
「ファイティング・ファンタジー」の記事における「魔法使いと技術点」の解説
RPGにおいて、魔法使いは他に比べて肉体能力が劣るとされることが多い。作品によっては、技術点の減少という形でこのハンデが実装されることがある。 シリーズで最初に魔法が採用された『バルサスの要塞』では、このハンデは存在しない。『サソリ沼の迷路』や『恐怖の神殿』など、ゲームブック作品にはハンデが存在しないものが多い。ゲームブックの中でも、『ソーサリー』と『王子の対決』の2作品には魔法使いのハンデが存在する。戦士は技術点をサイコロ1個(以下"1D6"と表記)に6を加えて決めるのに対し、魔法使いのキャラクターは1D6に4を加えて決める。これにより戦士より少し技術点が低いキャラクターができる。 RPG版において最初に魔法が導入されたのはサプリメントの『謎かけ盗賊』である。この作品では、魔法使いは技術点(1D6+4)だけでなく、体力点でもハンデを負っている。 アドバンスト・ファイティング・ファンタジー初版では、魔法使いはその技能に応じて技術点を減らすというルールが存在する。2版では明示されたハンデはない。ただし、魔法を使用するのに必要な魔法点という能力値が新設され、キャラクター作成が「ポイント振り分け」に変更されたため、魔法能力が高いキャラクターは相対的に技術点が下がることになる。この版では知識系の技能に限り技術点の代わりに魔法点を判定に使用できるようにルールが追加され、「技術点の低下ですべての判定が不利になる」という点は少し解消されている。
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