高速道路の分離帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 21:42 UTC 版)
高速自動車道路や自動車専用道路は、一般的に中央分離帯で上下線が区切られた車線で構成されるが、2015年現在、交通量が少ないなどの理由から約2400kmの区間で分離帯を設けず、片側1車線ずつの2車線で使用されている。こうした区間は事故が発生した場合に大事故となる傾向があり、古くから問題視されてきた。1976年に中央自動車道(大月インターチェンジ-河口湖インターチェンジ間)の暫定2車線道路で立て続けに死亡事故が発生した際には、新聞の見出しで「欠陥道路」と批判されている。このため簡易的に車線を区切る樹脂製ポールや縁石ブロック、さらに2010年代にはワイヤロープを使用した分離施設の設置が進められている。
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