高勝寺とは? わかりやすく解説

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高勝寺

読み方:コウショウジ(koushouji)

別名 岩船地蔵

宗派 天台宗

所在 栃木県下都賀郡岩舟町

本尊 生身地蔵菩薩


高勝寺

読み方:コウショウジ(koushouji)

宗派 真言宗豊山派

所在 東京都稲城市

本尊 正観世音菩薩胎蔵界大日如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

高勝寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/22 05:26 UTC 版)

高勝寺
山門
所在地 栃木県栃木市岩舟町静3
山号 岩船山
宗派 天台宗
創建年 宝亀8年(775年
開基 (伝)弘誓坊明源
(明願とも)
文化財 栃木県指定文化財
三重塔・山門・鐘楼
栃木市指定文化財
大仏・燈籠・西院の河原堂
法人番号 5060005005926
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高勝寺(こうしょうじ)は、栃木県栃木市にある天台宗寺院である。山号は岩船山

歴史

宝亀8年(775年)に弘誓坊明源によって開基された。弘誓坊明源は大山寺の僧で、地蔵菩薩の霊夢を見て岩船山に訪れ、生身地蔵と謁見することが出来たため開基した伝えられている。岩船山は死者の魂や霊魂が集まる場所だと伝えられている。

江戸時代になると歴代将軍によって庇護され、3代将軍徳川家光の側室宝樹院は高勝寺に帰依していたという。4代将軍徳川家綱は「岩舟地蔵の申し子」と言われていた。

8代将軍徳川吉宗によって享保年間に諸堂の大改修が行われており、寛延4年(1751年)には三重塔が建立された。また、岩船地蔵の普及に努め「関東の高野山」「日本三大地蔵尊」「日本三大子授け地蔵尊」と称され「日本三大霊山」「日本三大地蔵」などに名を連ねるまでになった。岩船節と呼ばれる念仏が関東一円に流行し、昭和16年頃まで続いたという。

1960年代頃までは春秋の彼岸になると関東一円の人が高勝寺へ向かい両毛線岩舟駅の利用者が激増し、岩船山高勝寺の参道まで屋台が埋め尽くすように並び、多くの人で賑わっていた。

文化財

県指定文化財

市指定文化財

  • 西院の河原堂(建造物、1972年(昭和47年)4月1日
  • 大仏(工芸品、昭和47年4月1日)
  • 燈籠(工芸品、昭和47年4月1日)
市指定文化財に関しては、指定当時はいずれも岩舟町指定文化財。岩舟町は2014年に栃木市に編入合併。

ギャラリー

外部リンク

座標: 北緯36度19分53秒 東経139度39分17秒 / 北緯36.33139度 東経139.65472度 / 36.33139; 139.65472



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