騎兵の補充
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 04:40 UTC 版)
スキピオ、ハンニバルの両名とも、当時の戦闘において騎兵が非常に重要であることを認識していた。ハンニバルはヌミディアを失ったことによる騎兵不足を補うため、逃亡中であるシファックスの息子に参戦を求めると、息子は騎兵2000を率いて参戦すると約束した。スキピオ側は、王になったばかりのマシニッサに参戦を求め、マシニッサは歩兵6000・騎兵4000で参戦すると約束した。 両軍は、これらヌミディアからの援軍と早めに合流するため、近づきつつも西へと行軍した。ハンニバルは行軍中、カルタゴ政府からの「早くスキピオを撃破せよ」との命令を拒絶している。
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