馬と騎手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 21:27 UTC 版)
1884年当時、共同競馬会社の競走馬の大半は在来の日本馬で雑種馬も少数いたが、純粋なサラブレッドなどの西洋馬は見つけることが出来ない。馬主には日本人ばかりでなく外国人も多く含まれ、馬の名も山王、初音などの和名、カタフェルドなどの洋風名のそれぞれがあった。騎手は招魂社競馬や吹上競馬で活躍していた騎手や厩舎の騎手が務めるが、旧大名や士族、軍将校の中には馬主自身が騎手を務めることもあった。旧大溝藩主分部光謙のように不忍池だけでなく各地の競馬で馬主自ら多数のレースで騎手を務める例や、馬主が自ら騎乗することを条件にしたレースも存在した。
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