香港店撮影拒否問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 17:56 UTC 版)
「ドルチェ&ガッバーナ」の記事における「香港店撮影拒否問題」の解説
2011年12月、香港九龍尖沙咀にある海港城店を通りすがりの香港人が撮影しようとしたところ、警備員に店舗は私有物という理由で阻止された。2012年1月4日、これを聞きつけた蘋果日報の記者が実際にドルチェ&ガッバーナの撮影を敢行したところ、警備員が看板とショーウインドーの商品に知的所有権があると主張して妨害に遭い、一方で中国本土からの客は例外扱いにしていることを発見した。記者は「公道でを撮影することに何ら問題はない」という法律家の言葉とともに、これを香港人への不当な扱いとして報道すると、店の前に何千人もの香港市民の撮影者が殺到することになった。ドルチェ&ガッバーナ本社は2012年1月18日になって謝罪文を発表した。このような問題には、中国本土からの観光客のためのブランドショップが次々と立ち並ぶことなどへの反大陸感情が背景にあるといわれる。
※この「香港店撮影拒否問題」の解説は、「ドルチェ&ガッバーナ」の解説の一部です。
「香港店撮影拒否問題」を含む「ドルチェ&ガッバーナ」の記事については、「ドルチェ&ガッバーナ」の概要を参照ください。
- 香港店撮影拒否問題のページへのリンク