類似した植物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 10:01 UTC 版)
小型のイネ科植物で、数本の穂が花茎先端から放射状に出るものは、この属のもの以外にもいくつかある。以下に代表的なものを挙げる。 オヒシバ Eleusine indica (L.) Gaerton は穂が太く、小穂は多数の花からなる。茎も太く、株立ちになる。 ギョウギシバ Cynodon dacylon (L.) Pers. は、茎が地表をはい回る小型の植物で、花穂の形はメヒシバに似ている。小穂がもっと小さく、構造は全く異なる。 スズメノヒエ属 Paspalum の植物は、花茎の先端の方に、花穂を羽状につけるのが普通だが、キシュウスズメノヒエ P. districhum L.、オガサワラスズメノヒエ P. conjugatum Berius などの小型種は穂の数が少なく、先端に着くので、やや似た形になる。花穂が2-3個しかつかないこと、小穂が円形に近く、扁平なので区別できる。 ローズグラスと呼ばれる、アフリカヒゲシバなどのヒゲシバ属 Chloris は、小穂に長い芒があって、穂は細いブラシのようになる。
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