音響磁気方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/13 04:38 UTC 版)
タグはアモルファス金属製の薄板が複数枚並行に並べられた構造で、58kHz - 60kHzの電波に共振するように作られている。発信アンテナから電波を非常に短い不規則な間隔でONとOFFを切り替えて出し、タグは発信アンテナからの電波を受けて共振し、タグ自ら微弱電波を出す。この減衰しながら出る電波を受信アンテナが検出する。共振するはずがない時間(発信アンテナがOFFになっている時間)にタグからの電波と同一の周波数の電波が受信されたとき、ノイズと判断して誤作動をさけるよう感度を調整する。受信アンテナではタグから出てくる減衰した電波の時間的な間隔、周波数及び減衰具合を見てタグか別な物かを判断する。
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