音速突破後のX-1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 04:49 UTC 版)
「X-1 (航空機)」の記事における「音速突破後のX-1」の解説
音速を突破すると、基本目標は音速飛行から最高高度27,430 m、マッハ2へと切り替えられ、それにあわせ1948年4月に空軍が新型のX-1を発注した。新たに発注されたX-1は基本構造は同じものの目的により名称が異なり、X-1A・X-1B・X-1C・X-1Dの4種類が開発された。X-1AとX-1Bは空力特性テスト、X-1Cは超音速域における武装テスト、X-1Dは空気加熱テストに使用されることになっていた。これらの機は胴体を延長されており、燃料搭載量が液体酸素1,893リットル、アルコール2,158リットルへと増量されていた。一方NASAではX-1の2号機を改修し、超薄翼のテストに使用されるX-1Eも開発された。発進母機はB-29からB-50へと変更された。
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