鞍を取り違えて騎乗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 05:21 UTC 版)
「2016年の日本競馬」の記事における「鞍を取り違えて騎乗」の解説
3月28日の川崎競馬で騎乗していた中野省吾(船橋)は、第9競走と第10競走で使用する鞍を取り違え、第9競走では本来56kgで騎乗するべきところを2kg軽い54kgで騎乗した。競走後の後検量で前検量との差が1kgを超過したため、本来であれば馬を失格、騎手はその後の騎乗が不可能となるところであったが、川崎競馬側も後検量の確認が不十分だったこと、また連絡の不徹底により着順を変更せずに確定させ、第10競走については検量をやり直した上で当初の発表通り54kgで騎乗させた。しかし中野は3月29日から実効10日間の騎乗停止処分となり、3月29日及び30日の川崎での騎乗は公正保持のため他の騎手に変更となった。なお神奈川県川崎競馬組合は第9競走について即時失格・騎乗停止としなかったことと、その後の第10競走に中野をそのまま騎乗させたことについて翌29日に公式ホームページを通じて謝罪した。
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