面会 1980年5月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 18:48 UTC 版)
「ペパーミント・キャンディー」の記事における「面会 1980年5月」の解説
スニムは兵役中のヨンホの部隊を訪ね面会しようとするが、戒厳令下のため許可されない。そこに出動命令が下る。ヨンホは身支度に手間取り、上官に蹴りつけられる。ヨンホの飯盒から、スニムが手紙に入れて送り、ヨンホが食べずにためていたペパーミント・キャンディーがこぼれる。兵士たちが乗せられたトラックから道を歩くスニムが見えるが、ヨンホは声をかけることができない。その夜、銃声の飛び交う市街地でヨンホは脚を撃たれて落伍し、線路上に取り残される。そこへ一人の少女が現れる。少女はヨンホに、自分は学生で家に帰りたいが道に軍隊がいて帰れない、家は線路を越えてすぐの所だから通してほしい、と懇願する。ヨンホは他の兵士に見つかる前に早く通れと銃を撃って急かすが、人の声が近づいてくる中、焦って撃った弾が少女を射殺してしまう。ヨンホは茫然として少女を抱き上げ、号泣する。
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