非軸対称なバーガース渦とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 非軸対称なバーガース渦の意味・解説 

非軸対称なバーガース渦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 10:02 UTC 版)

バーガース渦」の記事における「非軸対称なバーガース渦」の解説

軸対称流れ場の中では、非軸対称なバーガース渦が現れる。渦のレイノルズ数 R e = Γ / ( 2 π ν ) {\displaystyle Re=\Gamma /(2\pi \nu )} が小さ場合の非軸対称なバーガース渦の理論1984年に A. C. RobinsonPhilip Saffman(英語版) によって構築されたが、1994年にはKeith Moffatt(英語版)、S. KidaK. Ohkitani によってレイノルズ数大き場合 R e ≫ 1 {\displaystyle Re\gg 1} の理論構築した。 渦のレイノルズ数任意に設定した場合の非軸対称なバーガース渦は数値積分によって考えることができ、速度場次のような形になる。 v x = − α x + u ( x , y ) , {\displaystyle v_{x}=-\alpha x+u(x,y),} v y = − β y + v ( x , y ) , {\displaystyle v_{y}=-\beta y+v(x,y),} v z = γ z . {\displaystyle v_{z}=\gamma z.} ここで γ = α + β {\displaystyle \gamma =\alpha +\beta } である。一般性損なわないように α > 0 {\displaystyle \alpha >0} 、 γ > 0 {\displaystyle \gamma >0} を仮定する。渦の断面x y {\displaystyle xy} 平面上にあり、 z {\displaystyle z} 方向に0ではない渦度成分存在し、以下のように表現される。 ω z = ∂ u ∂ y − ∂ v ∂ x . {\displaystyle \omega _{z}={\frac {\partial u}{\partial y}}-{\frac {\partial v}{\partial x}}.} 軸対称バーガース渦は α = β = γ / 2 {\displaystyle \alpha =\beta =\gamma /2} を満たす場合であり、バーガース渦レイヤーは α = γ {\displaystyle \alpha =\gamma } and β = 0 {\displaystyle \beta =0} を満たす場合である。

※この「非軸対称なバーガース渦」の解説は、「バーガース渦」の解説の一部です。
「非軸対称なバーガース渦」を含む「バーガース渦」の記事については、「バーガース渦」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「非軸対称なバーガース渦」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「非軸対称なバーガース渦」の関連用語

1
バーガース渦 百科事典
56% |||||

非軸対称なバーガース渦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



非軸対称なバーガース渦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのバーガース渦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS