非対面における認証
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/19 07:33 UTC 版)
モバイルやインターネットなど対面交渉を前提としない世界においては、サービス提供側にとって向こう側にいる眼に見えないユーザの「意思」を確認するのは容易ではない。登録したパスワードを入力するという行為はユーザ本人の「認証してもらいたい」という意思の発現と解釈できるので、「ID・パスワード」が認証方法として使われてきた。しかしパスワードの代替手段として登場してきた所持物照合や生体照合を単独で用いる場合、特定の物(ICカードや携帯電話など)を持っていることや肉体(指紋や静脈など)の特徴が登録されたものと一致していることをもって意思の発現とするにはやや問題がある。これは酩酊状態や意識のない状態でも可能だからである。
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