青線・青道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 08:45 UTC 版)
青線(あおせん)は、公共の用に供されている普通河川、小河川や水路、ため池であって、河川法、下水道法などの法令で管理が規定されている一級河川、二級河川、準用河川および雨水管渠以外のものを言う。 従前の公図(及び公図作成前の字限図)に青い線で表示されていたことから、青線と名付けられた。青道(あおみち、あおどう)、青地(あおち)とも称される。 公の管理に服さない用悪水路、井溝など、灌漑用水路も含まれる。 地籍調査が進んでいない地域の場合、土地の境界がはっきりしないため、周辺の地権者が埋め立てるなど転用している事例が多い。このため、災害発生時などには、責任の所在がはっきりせず問題となることがある。また、小河川は、地形の経年変化によって水が流れない個所もあり、場所の特定が難しい。
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