青海川ヒスイ産地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:58 UTC 版)
姫川の西側、新潟県南西部を北流する青海川流域にもヒスイの原産地が確認されている。やはり姫川流域と同じく、ヒスイは蛇紋岩メランジュ帯内に産出する。青海川流域のヒスイ産地で最も大規模なものは橋立のヒスイ産地であり、姫川支流小滝川中流域と同じく、ヒスイの転石が現存しており、1957年に青海川硬玉産地として天然記念物の指定を受けている。青海川流域のヒスイ原産地の発見は1954年のことで、発見後比較的短期間で天然記念物の指定を受けたため、発見後に盗掘の被害を受けたとはいえ、小滝川のヒスイ原産地よりも良質のヒスイが残っている。
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