霞が関埋蔵金論争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/11 08:15 UTC 版)
衆議院財務金融委員会にて、財務大臣の塩川正十郎が「母屋(一般会計)でお粥で辛抱しているのに、離れ(特別会計)ではすき焼きを食べている」と発言し、特別会計に注目が集まった。2005年、特別会計改革において、特別会計の剰余金は45兆円に上ると発表され、そのうち20兆円を5年間にわたり、財政健全化に充てると決定された。2007年11月、中川秀直は特別会計の積立・準備金を指して「国民に還元すべき埋蔵金がある」と発言した。しかし、財政再建重視派は中川の主張を否定したため、「霞が関埋蔵金論争」に発展した。福田内閣の策定した2008年度予算案において、財務省は財政融資資金特別会計の準備金10兆円を取り崩すと発表した。
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