霍光と日本の関白
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 08:31 UTC 版)
霍光によって擁立された宣帝は、即位当初に霍光に政権を委ねる旨の詔を発したが、その際に用いられた文言「関(あずかり)り白(もう)す」が、日本の実質上の宰相であった関白の名の由来とされる。また、関白の異名として「博陸」とも称するが、これは霍光が博陸侯であったことに由来している。 初代関白である藤原基経は、陽成天皇を廃して皇族の長老の光孝天皇を擁立した。『神皇正統記』ではこの行動を昌邑王劉賀を廃して宣帝を迎えた霍光のそれに擬えて、讃えている。
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