電気学会による定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/16 01:46 UTC 版)
「短絡インダクタンス」の記事における「電気学会による定義」の解説
電気学会における用語としては短絡インピーダンス、短絡リアクタンスという用語はあるが、短絡インダクタンスという用語は使われない。漏れインダクタンスという用語は電気学会等書籍においては変圧器や電動機の用語として存在する。変圧器の磁束は主磁束(Φ12 またはΦ21 )と、漏れ磁束とから構成される。一次巻線のみに鎖交する磁束を一次側漏れ磁束Φσ1 といい、二次巻線のみに鎖交する磁束を二次側漏れ磁束Φσ2 という。それぞれの漏れ磁束によって生じるインダクタンスを一次側漏れインダクタンスLe1 、二次側漏れインダクタンスLe2 という。これは、JIS C5602に記載される漏れインダクタンスの値と一致する。一方、JIS C6435測定法により得られる漏れインダクタンスの値とは一致しない。
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