JIS C6435測定法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/16 01:46 UTC 版)
「短絡インダクタンス」の記事における「JIS C6435測定法」の解説
JIS C6435によれば、変圧器の一方の巻線を短絡してブリッジ回路により測定した値を短絡インダクタンスではなく漏れインダクタンスとしている。これは工業会提案に基づくものであり、漏れインダクタンスが既に慣用語となっているために、多くの同工業会系刊行物では既に標準的な用語として扱われている。また、漏れインダクタンスは特許明細書などでも慣用的に使用される一方で、短絡インダクタンスの用語の使用は少ない。漏れインダクタンスのシンボルは一般的にLeと記載されることが多く、短絡インダクタンスのシンボルは、台湾、中国、ドイツにおいてはLk(Kurzschlussinduktivität)と表記されることが多く、英文表記は Short-circuit inductance の略としてLscとされることが多い。
※この「JIS C6435測定法」の解説は、「短絡インダクタンス」の解説の一部です。
「JIS C6435測定法」を含む「短絡インダクタンス」の記事については、「短絡インダクタンス」の概要を参照ください。
- JIS C6435測定法のページへのリンク