JIS C 60063の標準数列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 10:14 UTC 版)
「標準数」の記事における「JIS C 60063の標準数列」の解説
同様に、抵抗器やキャパシタなどの受動素子の値についても、誤差(公差、許容差)を考慮した等比数列による数列表がJIS C 60063で規格化されており、こちらはE系列と呼ばれる。E3、E6、E12、E24、E48、E96、E192 がある。E系列の値は、対数目盛の上に振ると、ほぼ等間隔となる。 系列の数を E とすると、以下の式で求められる。 10 n E ( n = 0 ⋯ E − 1 ) {\displaystyle {\sqrt[{E}]{10^{n}}}\qquad (n=0\cdots E-1)} E3、E6、E12、E24系列では有効数字は2桁、E48、E96、E192系列では有効数字は3桁となる。ただし、これらで求められる数値と数列には逸脱する部分がある。
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