電子基準点の名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 17:08 UTC 版)
電子基準点の名前は基本的に市町村名と6桁の番号で示される。同一市町村内に2カ所以上設置されている場合は市町村名の後ろに1,2と数字が付く。ただし、設置時期に差がある場合は”1”の点がない場合もある(例:安芸(950442)、安芸2(071152))。6桁の番号は上2桁が設置年の下2桁で、下4桁が通算の点番号を示す。例えば、171222(東京千代田)は2017年設置の1222番目の点である。ただし、1992年の試験観測点や1993年設置のCOSMOS-G2からの点は5桁の番号となっている。地殻変動観測施設、験潮施設、高精度比高観測施設は点名にそれぞれRかS、P、Hが付与されている。これら5桁または6桁の点番号のうち下4桁が観測データのファイル名としてHPから公開されている。稀に電子基準点が移設されることもある。その際は、新たな点として電子基準点の点名にはA,Bとアルファベットが付けられ、点番号も新たに付与される。(例:根室1(940006)→根室1A(101182))
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