雲居寺

デジタル大辞泉

うんご‐じ【雲居寺】

読み方：うんごじ

京都市東山区高台寺付近にあった寺。承和4年（837）菅野真道が桓武天皇の菩提をとむらうために道場を建立したのが始まり。金色八丈の阿弥陀像があったが、応仁の乱で焼失。八坂東院。

中国河北省房山県にある寺。石刻の大蔵経が保存されていることで有名。西域寺。

世界宗教用語大事典

うんごじ 【雲居寺】

①→ 房山石経。②京都下河原町にあった菅野真道が桓武天皇霊追善のため建立と伝える寺。一一二四（天治一）年、八丈の阿弥陀仏が造られ、洛陽の大仏といわれ、奈良大仏に対して京の半仏とも称されたが、応仁の乱で焼失。八坂東院とも。クモイデラとも。→ 高台寺

寺院名辞典

雲居寺

読み方：ウンキョジ（ｕｎｋｙｏｊｉ）

宗派 臨済宗建長寺派

所在 神奈川県津久井郡津久井町

本尊 地蔵菩薩

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

雲居寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/03/05 14:46 UTC 版)

雲居寺（うんごじ、うんこうじ、うんごうじ）

現存する寺院

日本の寺院

• 雲居寺 (三条市) - 新潟県三条市にある曹洞宗の寺院
• 雲居寺 (相模原市) - 神奈川県相模原市にある臨済宗建長寺派の寺院
• 雲居寺 (津島市) - 愛知県津島市にある曹洞宗の寺院
• 雲居寺 (新見市) - 岡山県新見市にある曹洞宗の寺院

中国の寺院

• 雲居寺 (北京市) - 中華人民共和国北京市房山区にある寺院

廃寺

• 雲居寺 (京都市) - 現在の京都市東山区にあった天台宗の寺院（八坂東院）。黄金八丈の阿弥陀如来像(大仏)を安置していたが、応仁の乱で焼失した。