雨傘ワルツ
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初出「りぼん」 1983年(昭和58年)7月号 38枚 作者が大学1年生の時の作品。デビューから数えて9作目。早稲田大学に入学しての第1作である。木田裕司(きだ ゆうじ)は、A大法学部の2年生。ある雨の日、ふとしたことで見知らぬ女性(みづえ)に傘を貸してしまい、それ以来彼女のことが気になって仕方がない。それから2ヶ月後のある日、またしてもどしゃ降りの雨にあい、偶然に黒い雨傘をさした女の子と出会う。彼女は名前を添野舞(そえの まい)といい、B大文学部の1年生。実はみづえの妹なのだが、それを隠している。内気で人と話すのが苦手な木田だったが、徐々に彼女にひかれて行く。なお、1987年に発売されたイメージアルバム「空色のメロディ 水沢めぐみ作品集」に、この作品のイメージにもとづく楽曲「雨傘ワルツ」が収録されている。作詞・作曲は谷山浩子、歌は笠原弘子。
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